会員ブログ
台湾の樹木(第1回)
先月、日台合同樹木研修会が台湾の台北市であり、平成25年9月12日~15日の4日間、台湾に滞在し、いろいろな樹木を見てきました。その中の一部を紹介します。 まず、台北市中で見た樹の紹介です。 最初に「水黄皮」という樹です。台北市内の公園等に植栽されています。マメ科の樹木で熱帯地域から亜熱帯地域で多く見られる樹木です。マメ科特有の奇数羽状複葉の葉を付けていて、花は清らかな香りがあります。実は油を多く含み。灯油や潤滑油と利用されてきました。
白花曼珠沙華
赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に雨が降る 濡れて泣いてるジャガタラお春・・・ 確か、中学生の頃、ラジオからこんな歌謡曲が流れていました。
高安山~信貴山の古道と朝護孫子寺などの巨樹・巨木めぐり
NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。 9月に訪れたのは古代から歴史の舞台として有名な信貴山です。案内は信貴山隣山、高安山の2合目ともいうべきところに在住し、子どものころから信貴山に慣れ親しんだ當内匡(とううちただし)樹木医です。 残暑まだ厳しい中、大和平野の素晴らしい眺望を楽しみながら、自然と歴史をたっぷり散策しました。 受講者は13名、総勢16名での開催となりました。
さらば 我が青春
平成25年8月28日(水)の夕刊に悲しい記事を見つけました。 藤沢嵐子さん死去 88歳「タンゴの女王」でした。 本名、早川嵐子、老衰のため新潟県長岡市内の病院で22日死去した。 と書かれていました。 故早川真平さんの妻として、天寿を全うされたのだと思いました。
高野山大杉林~ブナ原生林めぐり セラピーロード金剛界~女人堂スペシャルルート
NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。 8月の講座は、高野山に在住する日本樹木医会和歌山県支部長の山本聰洋樹木医の案内で高野山の大杉林とブナ原生林をめぐりました。下界では連日、猛暑日でしたが、高野山の涼しさに期待して、受講者は15名、総勢19名での開催となりました。 高野山は、今からおよそ1200年の昔、弘法大師(空海)により、真言密教修繕の地として開創され、2004年7月7日、「紀伊山地の霊場と参詣道」という名称でわが国12番目の世界遺産に登録されました。
池田の「がんがら火祭り」
北摂・池田には「池田・愛宕火の祭礼」で「がんがら火祭り」と称する奇祭があります。 毎年8月24日、池田の夜空を焦がす「愛宕火」の行事は、五月山(最高峰315m)の山腹220m付近に鎮座する愛宕神社を中心にして行われる火祭りで、正保元年(1644年)以来、360余年の長きに亘って連綿と続けられてきました。 火祭りの運営は、市内の城山町と建石町の町会が、別々の火祭り行事を行っています。 城山町は、愛宕神社から神火を拝受し、五月山の西側山腹にある神社鳥居下(標高200m付近)に「大一」の火文字を灯します。 次に、神火を山麓に下して全長4mの大松明2本に神火を移します。 火の粉を散らしながら若者達が大松明を「人の字」に組みながら、街を練り歩きます。 この時、八丁鉦をガンガラ・ガンガラと鳴らしながら大松明を引き摺って進むので、別名「がんがら火」と呼ばれています。 午後7時30分頃、山麓を出発して街中を練り歩いた大松明は、午後10時頃、城山町に帰ってきて、「がんがら火祭り」は終了します。 建石町は、五月山の東側山腹、大明ヶ原(標高250m付近)に愛宕神社の神火で「大」の火文字を灯します。 午後5時頃、建石町の「星の宮」に集合した子供会の子供達70~80人が揃いの法被に豆絞りの鉢巻き姿で、手に手に青竹のタイマツを持って五月山の山麓まで行き、代表者の子供達が大人に連れられて山を登って大文字の神火を貰い受けに行きます。 下山して山麓で待っている大勢の子供達の青竹タイマツに神火を移して、火行列は8時過ぎに星の宮に帰ってきます。 その後、青竹タイマツは星の宮の広場で焚かれ、火行列は終了します。 写真は、昨年のポスターです。 右下に「大文字」と「大一文字」の火文字が見えます。 また、「がんがら火」を担いでいる若者達も見えます。 大工の衣装を身に着けていますので、火祭りの翌日は皮膚科の医院に押し寄せると聞きますが、今年は翌日が日曜日なのでどうなるのでしょうか。 お可哀想に。