18 10, 2015

紀伊大島の樹木

2021-06-23T17:24:15+09:00

本州最南端に位置する和歌山県串本町は、太平洋に面していて、沖を流れる黒潮のせいもあり、年中、温暖な気候です。  また世界で唯一の「非サンゴ礁海域に存在するサンゴ礁」があり、ダイビングやカヤック、釣りなどのマリーンスポーツが楽しめます。  平成27年9月末には、すさみ町まで高速道路が延伸され、大阪からもずいぶん近くなった。  その串本町の南端に紀伊大島という、面積約9.68km2、周囲28kmの小さな島があります。  江戸時代は、大阪から江戸に向かう船の中継基地として、また捕鯨の港として大いに栄え、明治時代は年間千数百隻の千石船が停泊し、漁港としても大いににぎわったところでもあったそうです。  現在は、くしもと大橋が出来、陸続きになり港も昔の面影はありませんが、沖合いを通る船は多相変わらず多く、飛行機も上空を通り、海や空の交通のおおきなポイントになっています。

紀伊大島の樹木2021-06-23T17:24:15+09:00
11 08, 2015

ユニークな稲成神社

2021-06-23T17:24:15+09:00

 山口県にちょっと変わった稲成神社がある。場所は長門市油谷津黄という所で、日本海に面した山あいの崖地にあり名前を元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)という。  普通は稲荷神社と書くがここは稲成神社と書き、全国で稲成神社と書くには島根県津和野町にある太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)とここだけである。ちなみに元乃隅稲成神社は、狐のお告げにより、昭和30年に太鼓谷稲成から分霊された神社である。  これが神社の参道の入り口にある鳥居である。

ユニークな稲成神社2021-06-23T17:24:15+09:00
9 08, 2015

「情報の交換と共有とボケ封じ」

2021-06-23T17:24:16+09:00

 平成27年4月、韓国の桜を見に慶尚南道の鎮海と河東に行ったついでに、韓国の若手樹木医集団が治療したという天然記念物第289号 妙山面のアカマツ(樹齢400年、樹高17.7m、幹周6.15m、樹冠幅 東西南北25m)を見に行った。  都心からかなり離れた山村(二、三軒しかない邑)のやや窪んだ畑の中に生えている。

「情報の交換と共有とボケ封じ」2021-06-23T17:24:16+09:00
21 06, 2015

大台ケ原の朝日 その2

2021-06-23T17:24:16+09:00

平成27年6月13日、前回に引き続き、またまた大台ケ原に行く。 というのも、この時期、天気が良ければ富士山の頂上から太陽が昇る、いわゆる「ダイヤモンド富士」が拝めるかもしれないから。  午前2時30分に大台ケ原駐車場を出発し、正木峠に午前3時15分到着。  空には星が瞬き、天気は良さそうだ。

大台ケ原の朝日 その22021-06-23T17:24:16+09:00
13 06, 2015

大台ケ原の朝日

2021-06-23T17:24:16+09:00

久し振りに朝日見るため大台ケ原に行く。平成27年5月22日のAM2時過ぎに大台ケ原駐車場を出発。真っ暗な登山道を大台ケ原最高峰の日出ケ岳(1695m)の向かいにある正木峠を目指す。途中の山道ではシカと遭遇する。ライトで照らすとシカの二つの目がこちらをじっと見ている。3時前に正木峠に到着。ここからだと日出ケ岳が北の方向に見える。星の写真を撮ると日出ケ岳の頂上に北極星があるのがよくわかる。

大台ケ原の朝日2021-06-23T17:24:16+09:00
10 04, 2015

開成山の櫻

2021-06-23T17:24:16+09:00

 仕事の関係で福島県郡山市を訪ねた時のことです。市街地に素晴らしいサクラの大木が並ぶ公園に気がつきました。開成山公園です。平成27年3月末の段階ではサクラのつぼみは未だ膨らんでいませんでした。開成山公園は1972年(昭和47年)3月31日に開設した総面積約30.3ヘクタールの都市公園です。園内には開成山総合運動場、隣接地には郡山総合体育館があり、福島県内では福島市のあづま総合運動公園と並ぶスポーツの拠点であり、福島県を代表する桜の名所でもあります。  この公園のサクラがあまりに立派だったので、少し調べてみましたので紹介します。

開成山の櫻2021-06-23T17:24:16+09:00
20 03, 2015

I樹木医との台湾紀行(その3:嗜好性診断)

2021-06-23T17:24:16+09:00

 台湾に来ても料理と樹木の写真しか撮っていないI樹木医。I樹木医と1週間一緒に夕食を共にしました。そしてI樹木医の飲食物嗜好性がなんとなく分かってきました。夕食は私とI樹木医、そして台湾のパートナー日本人や台湾人と、または台湾の依頼者と一緒に食事をする機会がありました。  私とI樹木医だけの食事は質素なものです。初日は二人で二件はしごしました。1件目は屋台風の豆乳屋での食事です。失礼な言い方ですが小汚い豆乳屋です。しかし、地元では有名で行列ができるお店です。看板は豆乳屋なのですが簡単な食事ができます。ここで頼んだ小龍包(ショウロンポウ)は蒸し器に10個入って80元(約310円)と安い。しかもジューシーで美味しいとI樹木医の顔もニッコリ。  二件目は繁華街の裏路地にあるタイ料理と福州料理の看板のお店。福州とは台湾海峡をはさんだ中国の都市でアモイの北側に位置するところです。なぜタイ料理と福州料理が一緒のお店なのか不思議です。なんとなくタイ風の中華料理ですが、ここも安くてボリューム満点。I樹木医もご満悦です。

I樹木医との台湾紀行(その3:嗜好性診断)2021-06-23T17:24:16+09:00
17 03, 2015

I樹木医との台湾紀行(その2:台湾総督府の樹木診断)

2015-03-17T22:56:57+09:00

 5週にわたる台北での剪定講習会に参加していたI樹木医に緊急依頼が舞い込んで来ました。台湾ではよくある話です。日本から樹木医が来ている。それならば、見て欲しい木があると連れてこられたのが台湾総督府です。  台湾総督府は日清戦争後に割譲された台湾を統治するために日本人によって建てられた建物です。日本で最初に行われた設計コンペにより建物は1919年に完成しています。  総督として赴任した乃木希典、児玉源太郎、明石元二郎など、民政長官に就任した後藤新平、農業技師として招かれた新渡戸稲造など、多くの歴史的人物がこの建物で職務を遂行しました。

I樹木医との台湾紀行(その2:台湾総督府の樹木診断)2015-03-17T22:56:57+09:00
14 03, 2015

I樹木医との台湾紀行(その1:街路樹の診断)

2015-03-14T22:56:29+09:00

 平成27年3月1日より大阪のI樹木医と一緒に台湾入りです。これから4月中旬まで延べ5週間に渡り、4名の樹木医さんによって台北で剪定実技講習会を開催します。台北市や大安森林公園基金会と言うところから依頼を受け、街路樹診断協会を通じて講師となる樹木医を募集したところ、I樹木医以外には、長野、福岡、長崎県の樹木医が講師と決まりました。I樹木医は先頭バッターで2週間滞在して頂きます。私はI樹木医の渡航にあわせて台湾出張ですが滞在は1週間だけです。I樹木医には引き続きもう1週間滞在いただくことになります。

I樹木医との台湾紀行(その1:街路樹の診断)2015-03-14T22:56:29+09:00
10 03, 2015

冬の京都 石庭を巡る

2015-03-10T22:34:38+09:00

昨年(平成26年)の冬に韓国からの客人を案内して和歌山の高野山に詣でた。古刹の石庭を眺めながら精進料理を食した。大食漢の韓国人には味が薄く量の少ない食事と空虚で石のみを配した庭が印象に残ったようであった。次の機会には京都の石庭を巡ろうと真冬の高野山を離れた。  この冬、約束を果たすべく京都の著名な石庭を巡る計画を立てたが、残念ながら火急な用事で来訪が叶わず案内することが出来なくなった。折角予約したホテルなどをキャンセルするのも勿体ないとピンチヒッターの妻を伴い、冬の京都「石庭巡り小旅行」に出かけた。

冬の京都 石庭を巡る2015-03-10T22:34:38+09:00
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