樹木医アラカルト
秋の星空観察
朝、晩に秋の気配を感じる季節となりました。そこで、平成25年9月末の28日(土)、星空の観察のため奈良県の上北山村に出かけました。 大阪を昼過ぎに出発し、川上村へと車を走らせ、まずは大迫ダムの湖畔にある、入之波温泉(しおのはおんせん)に入湯。ここで汗を流し、さっぱりした後、上北山村に入り、R169からR309に入り、行者還トンネルの東側の小さな広場に車を止める。ここは標高が1,120mあり、目の前には大台ケ原の山並みが手に取るように良く見える。
川迫川渓谷の散策
台湾研修から帰国した週末の平成25年9月22日(日)、奈良県天川村の川迫川(こせがわ)渓谷に出かけた。 台湾は蒸し暑かったが、ここは標高が800m位あり、大変涼しくて気持ちが良い。 あたりは秋の気配が忍び寄り、夏に比べて静かで、のんびりと読書でもしたい気分である。 林道を歩いていると、道沿いに「アケボノソウ」の可憐な花が咲いている。 「アケボノソウ」はリンドウ科センブリ属の2年草で、その名前の由来は、花弁の紫色の点と黄緑色の丸い模様を、夜明けの星空に見立てたものらしい。
台湾の樹木(第1回)
先月、日台合同樹木研修会が台湾の台北市であり、平成25年9月12日~15日の4日間、台湾に滞在し、いろいろな樹木を見てきました。その中の一部を紹介します。 まず、台北市中で見た樹の紹介です。 最初に「水黄皮」という樹です。台北市内の公園等に植栽されています。マメ科の樹木で熱帯地域から亜熱帯地域で多く見られる樹木です。マメ科特有の奇数羽状複葉の葉を付けていて、花は清らかな香りがあります。実は油を多く含み。灯油や潤滑油と利用されてきました。
白花曼珠沙華
赤い花なら曼珠沙華 オランダ屋敷に雨が降る 濡れて泣いてるジャガタラお春・・・ 確か、中学生の頃、ラジオからこんな歌謡曲が流れていました。
高安山~信貴山の古道と朝護孫子寺などの巨樹・巨木めぐり
NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。 9月に訪れたのは古代から歴史の舞台として有名な信貴山です。案内は信貴山隣山、高安山の2合目ともいうべきところに在住し、子どものころから信貴山に慣れ親しんだ當内匡(とううちただし)樹木医です。 残暑まだ厳しい中、大和平野の素晴らしい眺望を楽しみながら、自然と歴史をたっぷり散策しました。 受講者は13名、総勢16名での開催となりました。
さらば 我が青春
平成25年8月28日(水)の夕刊に悲しい記事を見つけました。 藤沢嵐子さん死去 88歳「タンゴの女王」でした。 本名、早川嵐子、老衰のため新潟県長岡市内の病院で22日死去した。 と書かれていました。 故早川真平さんの妻として、天寿を全うされたのだと思いました。