NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月開催しています。
平成25年5月の講座は、大東市・四条畷市の樹木と歴史文化を訪ねるコースです。一行は総勢19名でした。
JR学研都市線・野崎駅に集合し、飯盛山山頂を目指します。野崎参りでおなじみの野崎観音をお参りし、途中眺望を楽しみながら大東市立青少年活動センターを経由して、飯盛山の山頂到着です。
飯盛山は生駒山地の北部に位置する山で、標高は314m。幾度となく古戦場の舞台となっており、様々な歴史に彩られています。山頂からの眺望は素晴らしく、今は使えない展望台の下で、お弁当タイムです。
登り坂もそれなりでしたが、急な下り階段を一気に下山します。途中、アベマキの印象的な幹肌を観察し、降りたところが四条畷神社です。
参道を抜け、楠木正行公御墓所で我々を迎えてくれたのがこのクスノキでした。
2本のクスノキが成長して合体したものらしいです。主幹がないのは雷の直撃かと思っていましたが、説明を読んでガッテンです。
低い山とは言え、下り坂では膝が笑ってしまいましたが、タイ焼き食べて元気回復です。
学研都市線が事故で止まっていましたが、おかげで、焼きたてのタイ焼きを賞味出来ました。
「樹木医とめぐる巨樹・巨木」はNPOおおさかに所属する樹木医を初め、近畿の各樹木医によって大切に守られている各地の巨樹・巨木をめぐります。詳細についてはNHK文化センター梅田教室(担当:尾藤)までお問い合わせください。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_591623.html