会員ブログ
ところ変わればハサミも変わる。
このハサミ、その形状が独特なこともさることながら、挟んだ時の衝撃を軽減するバネやハサミ止めの性質など、それはもうお好きな方にはたまらない逸品です。 そもそも日本で剪定バサミが必要とされたのは、海外からやってきた果樹のリンゴが、青森で広がり、そしてその管理方法の一環として剪定を行う際に、海外の剪定バサミが導入されました。そしてリンゴとともに津軽地方で独特な変遷を辿りました。日本で最も歴史深い剪定バサミと言って差し支えないかと思います。
咲いた 咲いた 藤の花が咲いた
足掛け5年目の今年、24年4月25日に花咲かジジイと御丁重若い衆の2人が小学校を訪れました。 満開の藤棚の下で校長先生が掃除をしておられるのが、印象的でした。 校長先生・教頭先生初め、多くの人達に喜んで頂きました。 心を込めて正しい方法で手入れをすれば、花は必ず咲く。 その高貴な色、藤色の花を眺めた児童達に「根気と努力」 を感じ取ってほしいナと思いました。
会議室
私は戸惑いながらも説明を始めたのだが、私を凝視する皆の視線には確かに強い怒気が含まれている。その刺すような視線に、私は戦慄を覚えた。 「みんな、めっちゃ怒ってるやん・・・。」 そして、説明が進むほど、その表情はますます険悪になっていった・・・。
韓国樹木研修会の初夜
仁川空港から豪華な貸しきりバスに乗り、ソウル市に到着。 ソウル市内は、どの道にも街路樹がたくさん植えられていた。 日本の街路樹はズタズタに剪定されているのが多いが、韓国な街路樹は伸び伸びと大きく育っていたのが目に付いた。
金環日食
平成24年5月20日の夕方、堺市はパラパラと雨が降ってきた。 明日は金環日食だというのに、もう天気が崩れている。あー明日はもうだめだとあきらめて、夜更かしをしてしまった。 5月21日の朝、7時過ぎに起きてテレビをつけると、各地の部分日食をニュースで流していた。 窓を開けると、いい天気で、さっそくカメラをセットして撮影開始。 ファインダーを覗くと金環日食の手前だった。
池田市に3本立ちのアカマツが・・・
昨年12月の研修で、滋賀県湖南市の美松山(びしょうざん)に自生する「平松のウツクシマツ」(1921年指定 国天然記念物)を見学し、アカマツのイメージを覆すような衝撃を受けました。ウツクシマツ(美し松)は、根元から多数の幹が枝分かれして、傘状の樹冠となることが特徴です。 一方、庭園や公園で見られる、よく似たタギョウショウ(多行松)は、ウツクシマツよりも樹高が低く、概ね5m以下で、枝の広がる角度が広いとされています。園芸種として、古くから接ぎ木で増やされたものが普及したと考えられています。新宿御苑や兼六園のものが有名です。 なお、両者の学名はいずれもPinus densiflora for.umbraculifera で、具体的な根拠に基づく明確な区分が無いとも言われ、北村四郎は、同一のものである可能性も指摘しています。因みに、葉のDNAを調べたところ、タギョウショウは3公園8個体のうち7個体が同一クローンであったのに対し、天然生のウツクシマツは全て別物で、タギョウショウとも別であったとの報告があります。