会員ブログ
~公共樹木のリスクマネジメント~ 街路樹・公園樹木などの樹木診断研修会 開催のお知らせ
昨今の異常気象による突風や台風の影響により、街路樹や公園樹木の倒木が発生しその管理の在り方が問われてきています。特に街路樹を取り巻く環境はきびしく、台風15号による倒木被害の事例は記憶に新しいところです。人々の安全と安心が命題化されてきている時代において、樹木管理に携わる専門技術者の役割も重大であり、街路樹など樹木の健康管理や危険性などに対する日頃の準備が求められ、場合によっては管理者責任賠償や診断責任を問われることもあります。 今回は、その基本となる樹木診断の方法、管理データの収集整理方法、倒木事例の紹介、診断管理経費算定の考え方等についての研修を行いたいと考えています。 この研修会は、街路樹管理担当や公園樹木管理担当の方々を始め、樹木の管理に携わる専門技術者の方々を対象としています。 研修会は、樹木医が中心となり樹木診断の推進を行っている『一般社団法人街路樹診断協会』と『NPO法人おおさか緑と樹木の診断協会』が行います。
皆既月食
12月10日(土)は、滋賀県で樹木の現地研修会が実施され、月の名所の長浜市高月町にも行きましたが、月といえば、その夜、日本では皆既月食がみられました。 皆既月食というから、太陽の光が地球にさえぎられて月が真っ黒になり、見えなくなるのかと思っていたら、酒に酔ったようにほんのり赤くなり、しっかりと見えました。 これは太陽の波長の長い赤い光だけが地球の大気層で拡散されにくいため月に届き赤くなるそうです。
黄熟香
「正倉院というのはやはり凄いなぁ」と思う。 きわめて直情的な表現だが、正倉院展を見てきた素直な感想だ。今年、私が特に見てみたかったのは14年ぶりに公開された「黄熟香」である。別名「蘭奢待」とも呼ばれるこの香木は、わが国で最も有名な香木である。「蘭奢待」の三文字にはそれぞれに正倉院の持ち主である東大寺の3文字が隠されている。誰がどういう意図で名付けたのかは知らないが、謎だ。
ケヤキの「着花(果)短枝」
調べてみますと、ケヤキの開花は4月中旬から5月上旬に始まり、花を付ける小枝は普通の枝となる芽に先駆けて展開します。 そして小型の葉を数枚付け、その葉液に花が咲きます。この小枝を特に「着花(果)短枝」と呼びます。
『美しい森林作業道』
写真の現場は、泉佐野市上之郷の意賀美神社境内林で、文化庁「ふるさと文化財の森」にも指定され、檜皮を採取している貴重な森です。 そこに副員2.5mの森林作業道を作っているのですが、林業のためだけに作るのはもったいないので、樹木にふれあい、健康や観光、遠足などにも活かせる美しい道づくりを考えて作業をしています。
『第5回勉強会』11月12日
第5回勉強会は、地下鉄御堂筋線本町駅から徒歩5分のヴィアーレ大阪で開催されました。ビジネスホテルですが、会議室がウリと言う事で、我々の向学心も御堂筋の銀杏並木の如く、燃え始めました。参加者は8名で、4種類のレポートになんと!「かや焼き」と「榧風味」、「池田炭」の御八つ付き。これも嬉しいお勉強です。