会員ブログ
新人歓迎会
NPOおおさかでは大阪府支部と合同で、「第20期 新人樹木医 歓迎の集い」を開催しました。 企画、受付、進行などは全て19期の先輩樹木医が担当しました。 道頓堀ホテルの宴会はお勧めです。 新人樹木医の積極的な参加と協力で、大阪の樹木医活動がますます盛り上がることを期待します。 ミヤモト [...]
高所作業車
木材腐朽菌モデル現地検討会が3月1日に開催されます。 2月6日には地上部分の落下の危険のある枯れ枝を撤去する作業を行いました。 12メートルの高所作業車で樹高10メートルのシラカシの先端部に迫ります。 枯れ枝の状況が良く分かりますね。 この後、樹に登った樹木医と高所作業車の樹木医が連携して枯れ枝を撤去していきます。 足がすくみます。笑顔で作業をされる樹木医各位に脱帽ですが、ヘルメットは絶対着用です。 センペルセコイアの整枝作業では20メートルの高所作業車を使われるそうです。 手間はかかりますが、樹木の美容と健康のためには高所作業車による剪定が良いですね。 ミヤモト [...]
剪定バサミと剪定された断面
樹木を切る時に使われる道具、となりますと刃物ですが、刃物には大きく分けて3種類あります。一つはナイフのように切るもの。もう一つはノコギリやヤスリのように、基本的には削るもの。そして、全く別の作用を利用するハサミ。 ハサミは切れる!という印象がとても強いのですが、実際のところカッターナイフや小刀のように鋭利ではありません。仮にハサミを手に持って、その片方の刃で木を削っても、とても小刀やナイフのような切れ味は、さっぱりありません。 しかし木の枝を切るには、やっぱりハサミが必要です。アートナイフのように極めて鋭利な刃物なら、より硬い枝がスパスパ切れるんじゃないかなと思うのですが、現実は全く反対でナイフなどではせいぜい挿し木や接木の小枝を切るのがやっとなのです。 太い枝・硬い枝を切るとなりますと、そこは剪定バサミの登場です。 剪定バサミを観察しますと、片方の刃は“刃”とはとても言えない受け刃(ほぼ、ただの角を持った金属板)になっており、片方は大きな刃となっています。 [...]
大阪南港の貯木池
ここは大阪府柏原市です。奈良から大阪へ流れてきた大和川と、大阪南部から北へ流れてきた石川が、ここ柏原市役所の前で合流します。合流した大和川は西へ流れて大阪湾へ続いています。 [...]
樹木巡礼 ブログ版 ②
プロゴルファー宮里藍さんの故郷、沖縄県東村(ひ がしそん)の道の駅でマンゴーカステラとパイナップ ルのポン酢(沖縄本島の北部の土壌は強烈な赤土でP Hは4ぐらいでパイナップルが特産です)を買って、 村役場で地図をもらい車で走ること約10分、そぼ降 [...]
藪医の日記より(アレロパシーについて)
庭に野良猫が入ってきて困ったとき、その対策で猫の忌避剤を使ったことがありましたが、有効性は感じられませんでした。その後、柑橘類の皮とコーヒーの濾し殻を猫が嫌がることを聞いて、それを庭に撒いて猫を遠ざけることを試みました。 柑橘類の皮は効いたように思いましたが、コーヒーの方ははっきりしませんでした。しかし、コーヒーの濾し殻を撒いた場所に雑草が少ないことに気がつきました。しばらくすると、雑草ばかりでなく植木にも影響が出てきたので使用を辞めた経過があります。この作用がアレロパシー(他感作用)であるいうことが分かり、専門書を調べるとアレロパシーは、数多くの植物でも確認されていて、その利用の研究もなされています。 また植物の遷移でも調査されていて、ヨモギ属がカラムギ、ハマチャヒキを排除して、灌木形成をしている現象が知られています。 樹木ではアカマツの下で、イヌタデ、ハキダメギクの生育が悪くなる現象が確認されています。ナギは生育が大変遅い植物ですが、その樹林で下草が生えない報告があります。奈良の春日大社の裏山のナギ樹林で、この作用が確認されています。その他、街路樹にも植栽されているタマリンドは、その樹下でテントを張ると、テントの布がぼろぼろになるという報告がありますが、この作用は葉から出る有機酸が原因で起こり、その下に生える雑草も抑えられています。 アレロパシーは植物の病原菌の生育抑制や殺菌作用を示すことも研究されており、古くから農法で輪作、間作、混植が行われています。具体的にはコンニャク畑にエンバク、ユーガオ畑にネギの混植でコンニャクの乾腐病、ユウガオの土壌病害が抑制されることがあります。 庭で経験したコーヒーによる雑草への作用は、コーヒーに含まれているカフェインがハリビユ、カラスムギ、イヌビユの発芽抑制に働いたアレロパシー(他感作用)でした。 自然の働きに驚きと、面白さを知った次第です。樹木や庭の草花を扱っていると多くの不思議な現象を見ることができるので、今後も注意深く観察していこうと思っています。 T [...]