樹木医アラカルト2021-06-20T10:35:11+09:00

樹木医アラカルト

黄熟香

 「正倉院というのはやはり凄いなぁ」と思う。  きわめて直情的な表現だが、正倉院展を見てきた素直な感想だ。今年、私が特に見てみたかったのは14年ぶりに公開された「黄熟香」である。別名「蘭奢待」とも呼ばれるこの香木は、わが国で最も有名な香木である。「蘭奢待」の三文字にはそれぞれに正倉院の持ち主である東大寺の3文字が隠されている。誰がどういう意図で名付けたのかは知らないが、謎だ。

ケヤキの「着花(果)短枝」

調べてみますと、ケヤキの開花は4月中旬から5月上旬に始まり、花を付ける小枝は普通の枝となる芽に先駆けて展開します。 そして小型の葉を数枚付け、その葉液に花が咲きます。この小枝を特に「着花(果)短枝」と呼びます。

韓国樹木探訪 その2

10月26日から3泊4日の日程で韓国の天然記念物を訪ねて来ました。  前回は首都ソウルにある白松と全州のケヤキでしたが、今回は紅葉する銀杏とケヤキを訪ね韓国のへそ辺りを徘徊してきました。

今年の秋とキノコ

暦は11月に入ったが、毎日暑い日が続いている。このままだと秋はあっという間に去り、いきなり冬に突入しそうである。 ところで今年の秋はキノコが不作だそうである。原因として、夏の時期、雨量が少なかったことと、秋に入って、天候の不順が続いたことがあげられるらしい。

ハサミ DIY その2 鋏が錆びた!!

仕事に出る途中でハンカチを忘れたことに気づいたり、夕ご飯の買い物でオジャガ買うのを忘れたりって良くありますよね。  そんな感じで、誰でも鋏を仕事先に忘れるって事も良くあります。(??)  ふと気が付くとあ!あのハサミがないっ!?いったいどこにいったのか~と悲しみに暮れていましたところ、雲隠れしていたハサミが舞い戻ってきてくれました。

ランコ・フジサワと私

私が高校生になった頃、ラジオの民間放送が始まり、「バッテン・ボオ」のアメリカの歌や「あア・こりャアこりャア」のジャズ民謡と称する日本の歌、それに続いて「死んだはずだヨ お富さん」 歌舞伎の名台詞の歌。もう、私はウンザリしていました。 ある日の夕方、どこのラジオ局だか忘れましたが、「ママ・ジョ・キェロ・ウン・ノビオ」「おっ母ちゃん、あたい、恋人が欲しいの。 まア、大変なおねだりですネ。」 続いてお菓子の宣伝。でした。 何という番組かも忘れましたが、このママ・ジョ・キェロを歌っていたのが、ランコ・フジサワでした。 覚えておいででしょうか。 いや、この名前、御存知ですか?

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