NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。
平成25年10月の開催は、滋賀県長浜市木之本の山裾に点在する巨樹・巨木(野神)を訪ねました。
案内は滋賀県樹木医会にお願いし、地元木之本町在住の高橋樹木医、二宮樹木医に加え、北村樹木医、鹿田樹木医の4名が道中楽しいお話を聞かせてくれました。
受講者は9名、総勢15名での開催となりました。
JR北陸本線木之本駅に集合、コスモスが風にそよぐ中を歩き始めます。
最初は、一宮のシラカシです。大きく二つに割れた幹とコフキタケが痛々しいですが、威風堂々とした姿は健在です。
次に見たのは黒田のアカガシ(幹周6.9m)。わかりにくい場所にありますが、地元の樹木医の案内で確実にたどり着きました。
ここで、記念写真
ヤマカガシです。毒もあるので要注意。
木之本伊香高校前にある野上の森です。ケヤキ(幹周約8m)を初めとする巨木が迎えてくれました。
田部の野上エノキ(幹周約7m)です。全体に葉が小さく、スス病がでており、元気がありません。根の切断や盛り土されたと思われます。
轡の森のイヌザクラ(幹周約5m)です。説明聞きそびれました。
今回のお土産は木之本名物「丁稚羊羹」と「サラダパン」。なぜかハマる味です
今回出会った主な植物は、アケビ、キリンソウ、カナムグラ、オオナモミ、ツルヨシ、ホオノキ、キササゲなどでした。
「樹木医とめぐる巨樹・巨木」はNPOおおさかに所属する樹木医を初め、近畿の各樹木医によって大切に守られている各地の巨樹・巨木をめぐります。詳細についてはNHK文化センター梅田教室(担当:尾藤)までお問い合わせください。
宮本 博行