9月15日~16日小豆島研修を行った。その中からトピックスを2点。
1.誓願寺のソテツ
大阪のN樹木医とM樹木医はバスの車中で、こう言ってました。
「妙国寺のソテツ程立派なものはない。」
その後、興味深々で誓願寺のソテツを訪問した二人であった。
正門から、入るなり「妙国寺と一緒や、容姿まで似ている・・・・。」
「立派や。」「元気や。」「一本の株からでている・・・。」
その後、なぜか無口になった二人であった。
(断っておくが、妙国寺のソテツも威風堂々で立派である。)
そう、誓願寺のソテツは何本もあるように見えるが実は一つの雌株。
土際から5本の太い枝に別れ、そこから更に多数の小枝を出している。
全国有数の樹勢を誇ると言われている国天然記念物である。
2.宝生院のシンパク
バスの車中で、M樹木医は語っていた。俺はこの研修の中で一番見たい木がある。
国の特別記念物は中々ないで~。見れへんで~。
おれは前の晩から、この木見るのに心臓バクバクやって寝れんかったわ。
「心拍数が上がるわ・・・・。」って駄洒落を飛ばしてました。
確かに、その圧倒的な迫力に皆が無口になって感動しているのが見て取れました。
宝生院のシンパク(真柏・ヒノキ科) 特別天然記念物
幹の根元周囲は、16.6m地上約1mのところで、三方に裂開したように支幹を出し、本幹の基部の一部分は朽ちて空洞となっているが樹勢にはなんら関係なく、極めて旺盛で壮観を呈して遠くから眺めると、あたかも森のように見える。
樹高20.0m 胸高幹周7.80m 枝張り25.7m