平成24年4月11日、東京は冷たい小雨模様で、都心では桜吹雪の強風が吹いていました。
翌4月12日は、前日の天気とはうって変わって快晴で気温も上り、ポカポカの陽気でした。
そんななか最初に行ったのが、埼玉県北本市にある「石戸蒲ザクラ」です。
石戸蒲ザクラは、日本五大桜に数えられる名木で、品種はエドヒガンとヤマザクラ
の交配種です。
大正11年に国の天然記念物に指定され、当時は根元周囲が11mもある巨木でしたが現在ある木は、その2代目です。
私は6年前にもここを訪れていますが、その時はまだ蕾だったので、今回、満開の蒲ザクラを見ることが出来て非常に満足でした。
2番目は茨城県茨城町にある「大戸のサクラ」を見にいきました。
大戸のサクラも国の天然記念物の指定を受けており、品種はヤマザクラで、樹齢は500年を数え、水戸黄門でおなじみの水戸光圀公も観賞したと云われています。残念ながらまだ開花していませんでしたが、どことなく歴史を感じさせるサクラでした。
次に校庭にあるサクラを紹介します。同じく4月12日に訪問した時の写真です。
最初は茨城県土浦市にある真鍋小学校のサクラです。品種はソメイヨシノで樹齢は約120年、そして5本のサクラが運動場の真ん中にあります。
ちょうど満開のサクラの下で記念写真を撮っている児童たちも、新学期を迎え春の訪れを肌で感じて、すごく楽しそうでした。
もう一つは茨城県常陸太田市にある瑞竜小学校のサクラです。地元では「瑞桜」と呼んでおり品種はソメイヨシノで樹齢は約80年です。
サクラは三分咲きぐらいで4月15日頃には見ごろになろうかと思われます。
さてこのサクラはAKB48の歌「桜の木になろう」のPVのバックで映っていた桜で実際にAKB48のメンバーがこのサクラの木の前でビデオ撮影を行いました。
この日はAKB48ではなく、結婚式のカップルがサクラの木の前で記念写真を撮っていました。
真田 俊秀