韓国樹木研修会の初夜
鴻原弘樹2012-06-05T22:11:19+09:00仁川空港から豪華な貸しきりバスに乗り、ソウル市に到着。 ソウル市内は、どの道にも街路樹がたくさん植えられていた。 日本の街路樹はズタズタに剪定されているのが多いが、韓国な街路樹は伸び伸びと大きく育っていたのが目に付いた。
仁川空港から豪華な貸しきりバスに乗り、ソウル市に到着。 ソウル市内は、どの道にも街路樹がたくさん植えられていた。 日本の街路樹はズタズタに剪定されているのが多いが、韓国な街路樹は伸び伸びと大きく育っていたのが目に付いた。
平成24年5月20日の夕方、堺市はパラパラと雨が降ってきた。 明日は金環日食だというのに、もう天気が崩れている。あー明日はもうだめだとあきらめて、夜更かしをしてしまった。 5月21日の朝、7時過ぎに起きてテレビをつけると、各地の部分日食をニュースで流していた。 窓を開けると、いい天気で、さっそくカメラをセットして撮影開始。 ファインダーを覗くと金環日食の手前だった。
昨年12月の研修で、滋賀県湖南市の美松山(びしょうざん)に自生する「平松のウツクシマツ」(1921年指定 国天然記念物)を見学し、アカマツのイメージを覆すような衝撃を受けました。ウツクシマツ(美し松)は、根元から多数の幹が枝分かれして、傘状の樹冠となることが特徴です。 一方、庭園や公園で見られる、よく似たタギョウショウ(多行松)は、ウツクシマツよりも樹高が低く、概ね5m以下で、枝の広がる角度が広いとされています。園芸種として、古くから接ぎ木で増やされたものが普及したと考えられています。新宿御苑や兼六園のものが有名です。 なお、両者の学名はいずれもPinus densiflora for.umbraculifera で、具体的な根拠に基づく明確な区分が無いとも言われ、北村四郎は、同一のものである可能性も指摘しています。因みに、葉のDNAを調べたところ、タギョウショウは3公園8個体のうち7個体が同一クローンであったのに対し、天然生のウツクシマツは全て別物で、タギョウショウとも別であったとの報告があります。
平成24年4月25日に農業大学校で、当NPOが担当している「造園緑化」の第1回目の授業をしてきました。 農業大学校は羽曳野にある「独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所」の中にあります。今回の授業の生徒さんは2年生約20名。高校を卒業してすぐ入学した人や一度社会へ出てから再び学ぼうという方もいて、年齢層は幅広いです。 今年度最初の授業は「樹木について」というテーマです。昨年は河原理事長が担当されました。授業はパワーポイントを使い、写真を見せながら樹木の基本について説明しました。2時間45分の長い授業ですので、眠たくさせてはいけないと思い、いろいろ考えさせました。
前回に引き続き中部地方の一本桜の紹介です。長野県から岐阜県に移動し、5月5日に高山市一之宮町にある「臥龍桜」を見に行きました。もう葉桜であることはわかっていましたが、有名な名木なので素通りはできません。 「臥龍桜」の名前の由来は、樹形が龍の臥した姿に似ていることから名づけられました。
今年の連休の後半は、非常に荒れ模様の天気で、山で登山をされていた高齢者の方が遭難し、多くの方が亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げます。 その連休に私は田舎に帰省する予定でしたが、都合で取りやめになり、時間が出来たので急きょ中部地方の桜を見に行くことにしました。 5月4日に大阪を出発し、長野県の阿智村へ向かいます。阿智村は岐阜県と接し、大阪から行くと、中央自動車道の恵那山トンネルを抜けると阿智村に着きます。 阿智村にある「駒つなぎの桜」は、源義経が奥州に下向するとき、この木に馬をつないだといわれている木で、樹種はエドヒガンです。
4月27日の連休前、大阪では桜は散り新緑がまばゆい季節となりましたが、中国地方ではまだ桜が楽しめる地域があります。広島県庄原市東城町です。 その桜を見るため堺市を午前3時に出発。午前6時に中国自動車道東城ICに到着しました。 そこから車で10分程にある「森湯谷のエドヒガン」を最初に訪問。朝早いので誰もいません。寒いので気温を見ると2度でした。震えながら桜を見ました。桜の開花が遅い訳です。
2012年4月18日現在、サクラ前線は東北に進み、大阪市内は葉桜になって新緑の季節となっていますが、しかし能勢町ではソメイヨシノがちょうど見頃となっていました。 さすが、大阪の北海道と言われているだけのことはあります。
我家のベランダから他人様のお屋敷の庭に咲く、桜花を眺めることができます。 花の色や枝の枝垂れ具合から2本ともソメイヨシノかなアと思いますが、確かめに行くこともできませんので、高みの見物と洒落こんでいます。 今年、2012年の満開は4月13日(金)でした。 10年前の2003年の同じ桜は、4月8日が満開でした。
四国と関東の一本桜を紹介しましたが。今回は中国地方の一本桜です。 さて、中国地方の一本桜と言えば、島根県の「三隅の大桜」や岡山県の「醍醐桜」などがあげられます。 4月18日現在、「三隅の大桜」は葉桜でしたので、「醍醐桜」を見に行きました。 「醍醐桜」は岡山県真庭市別所の集落の小高い山の上にあり、集落のどの家からも「醍醐桜」を観ることができます。 そして、この集落は「春木」という名字がほとんどで、まさに春の木としてこの「醍醐桜」が大切な木として守られてきたといえるでしょう。 醍醐桜は、幹周り7.1m、樹高18m、樹齢1,000年以上といわれていて、その見事な 樹形は訪れるひとを感動させること間違いありません。 品種はヒガンザクラの一種、アズマヒガンで、蕾は桃色をしていますが、花が咲くと桃色から白色へと変わっていきます。 醍醐桜の近くには「岩井畝(いわいうね)の大桜」があります。品種は同じくアズマヒガンで岡山県では醍醐桜に次いで二番目に大きい桜です。 大阪ではカタクリはあまり見られなくなりましたが、真庭町には、あちこちにカタクリの自生地があります。「岩井畝の大桜」のまわりにもカタクリが自生していて、可憐な花を見ることができました。 真田 俊秀