新人樹木医歓迎会を開きました!
鴻原弘樹2014-04-23T23:02:06+09:00平成26年2月22日に大阪市中央区の道頓堀ホテルにて、新人樹木医歓迎会を行いました。 4名の新人樹木医全員を含む総勢33名の参加となりました。 歓迎会では、はじめに真田理事長より歓迎と励ましの気持ちがこもった挨拶が行われました。また、食事をはさみながら、歓談およびその他先輩樹木医による挨拶や近況報告が行われ、引き続いて、新人樹木医による自己紹介と樹木医としての得意分野のアピールが行われました。
平成26年2月22日に大阪市中央区の道頓堀ホテルにて、新人樹木医歓迎会を行いました。 4名の新人樹木医全員を含む総勢33名の参加となりました。 歓迎会では、はじめに真田理事長より歓迎と励ましの気持ちがこもった挨拶が行われました。また、食事をはさみながら、歓談およびその他先輩樹木医による挨拶や近況報告が行われ、引き続いて、新人樹木医による自己紹介と樹木医としての得意分野のアピールが行われました。
平成26年3月の講座は、古市古墳群を擁する藤井寺・羽曳野両市に点在する巨樹を求めて歩き、いにしえのロマン・謎・神秘に迫りました。 案内はNPOおおさかの真田俊秀樹木医にお願いしました。 午前9時に近鉄高鷲駅前に集合した受講者は11名、総勢14名での開催です。 藤井寺市から羽曳野市にかけて東西・南北約4kmの範囲に広がる古市古墳群。4世紀後半から6世紀中頃にかけて120基を超える古墳が築造され、現存する45基には、墳丘長200mを超える巨大な前方後円墳が7基も含まれています。堺市にある百舌鳥古墳群とともに、独特な墳墓の築造に膨大なエネルギーを注ぐという、他に類を見ない特異な文化がかつて日本に存在したことを物語る貴重な歴史資産であり、平成29年の世界文化遺産登録をめざしています。
NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。 平成26年2月の開催は、吹田市にある万博記念公園内の樹木を訪ねました。 案内は万博公園での勤務経験もある大槻憲章樹木医にお願いしましたところ、万博公園の植栽メンテナンスにかかわる信原元樹樹木医と岩井美菜子樹木医も応援に駆けつけてくれました。受講者は9名、総勢14名での開催です。 ご記憶の方も多いかとは思いますが、大阪万博は1970年、81の国と国際機関が参加して、戦後日本では東京オリンピックに次ぐ国際イベントとして行われました。 最終入場者数の6421万人は2010年の上海万博までトップであったとのことです。
NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。 平成26年1月は、寒い時期でもありましたので、午後からの開催とし、昨年1400年を迎えた竹内(たけのうち)街道沿いに点在し、人々の営みを見守り続けてきた貴重な古樹を訪ねました。 案内は私、宮本が担当しました。受講者は12名、総勢14名での開催です。 竹内街道は、堺市の大小路から河内平野を東に向かい、松原市南部・羽曳野市を経て太子町に入り、大阪・奈良の府県境に位置する二上山の南・竹内峠を越えて奈良県葛城市の長尾神社に至る全長26kmの街道です。 「日本書紀」の推古天皇21年(613年)の11月の条に「難波(大阪)より京(飛鳥)に至る大道(おおじ)を置く」と記述があることから、日本最古の国道(官道)と呼ばれており、2013年で1400年を迎えました。 起点である大小路から街道を行くと百舌鳥古墳群や開口神社、仁徳天皇陵古墳、金岡神社と堺市内でも歴史的な史跡が多く存在します。
NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。 平成25年12月の開催は、NHK大河ドラマ「八重の桜」ゆかりの地を訪ねました。 案内は京都樹木医会の高木邦江樹木医が担当しました。 小雨のぱらつく寒い京都、受講者は12名、総勢15名での開催です。
平成25年10月の開催は、滋賀県長浜市木之本の山裾に点在する巨樹・巨木(野神)を訪ねました。 案内は滋賀県樹木医会にお願いし、地元木之本町在住の高橋樹木医、二宮樹木医に加え、北村樹木医、鹿田樹木医の4名が道中楽しいお話を聞かせてくれました。 受講者は9名、総勢15名での開催となりました。
台湾の樹木第4回は「福山植物園」です。 「福山植物園」は、台湾北部の低山~中山帯の代表的な森林生態の保存を目的として1986年に設置された植物園です。面積は1,200haあり台湾最大の植物園で、標高600mから1,200mの範囲に広葉樹を中心とした自然林が広がっています。 そして自然生態を保護し、その環境を維持していくため、1日の見学申請者を300人に制限し、見学できる区域もその一部、20haに限られています。
日 時 平成25年12月8日(日) 13:00~16:00 会 場 奈良公園(春日山~若草山) 主 題 「照葉樹林とシカ ~変わりゆく春日山原始林~」 春日山遊歩道を歩いて春日山原始林(照葉樹林、外来種拡散、防鹿柵など)を観察します。 講 師 大阪産業大学大学院人間環境学研究科教授 前迫ゆり 参考図書 前迫ゆり編、「世界遺産春日山原始林 -照葉樹林とシカをめぐる生態と文化-」、ナカニシヤ出版、2013年 受 講 料 若草山入山料 大人150円(会場までの交通費は各自でご負担ください。) 集合場所 春日大社駐車場の北の三叉路(近鉄奈良駅から徒歩で約30分。別添の地図をご覧ください。) C P D 樹木医CPDプログラム申請予定 そ の 他 運動靴など動きやすい服装でお越しください。 天候不良の場合は中止します。天候不良の場合は当日の午前9時以後に開催の有無をお問い合わせください。
台湾の植物第3回は台北植物園で見かけた植物の一部です。 台北植物園は、元は日本統治時代の1896年に台湾総督府が南方の植物を研究するために造った施設で、現在は林業試験場の管轄下にあります。約8ヘクタールもの広大な敷地に約1500種類もの植物が栽培されています。台北植物園へは、土壌改良の研修で行きましたので、樹木は通りすがりに少し見ただけなので、次回、台北に行く機会があれば、ゆっくり見たいところです。 最初は、「春不老」という木です。「春不老」はヤブコウジ科の常緑小高木で、和名は「コウトウタチバナ」と言います。国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。