第11回 街路樹・都市樹木研修会 開催のご案内
OTmaster2026-09-10T14:30:00+09:00「緑がつなぐ街と未来 ~グリーンインフラと生物多様性がひらく都市樹木の可能性~」 日 時:令和8年10月8日(木) 13:30~16:45(受付開始13:00~) 場 所:大阪歴史博物館4回講堂(大阪市中央区大手前4-1-32) 参加費:無料(定員250名) 申込み:下記URLより申し込みの上、会場へお越しください。 https://kokc.jp/e/57f720810027a12342c0fbcf3090e6c4/ 主 催 :特定非営利活動法人 おおさか緑と樹木の診断協会 一般社団法人 日本樹木医会大阪支部 一般社団法人 街路樹・都市樹木診断協会関西支部 【開催概要】 近年、気候変動に伴う酷暑や頻発する豪雨災害への対応、ならびに都市の魅力・賑わい創出に向け、自然環境が持つ多様な機能を社会資本に活かす「グリーンインフラ」や「生物多様性」への注目が高まっています。街路樹をはじめとする都市の緑は、その取り組みの中核を担う重要なインフラです。 本研修会では、国土技術政策総合研究所における道路空間へのグリーンインフラ実装の最前線をはじめ、京都市における地域と連携した先進的な街路樹政策、さらには街路樹がもたらす生物多様性や豊かな都市環境への貢献について、最新の知見と具体的なアプローチを学びます。都市樹木を健全に育み、安全で快適な街並みを未来へつなぐために、行政・事業者・樹木医・市民がどのように協議し、持続可能な維持管理と価値向上に取り組むべきか。多様な視点からこれからの街路樹と都市緑化のあり方を深く模索します。 【プログラム】 13:30-13:35 主催者挨拶:NPOおおさか緑と樹木の診断協会 理事長・大槻憲章 13:35-13:40 司会/趣旨説明:一般社団法人 街路樹・都市樹木診断協会 関西支部長 堀内大樹 13:40-14:25 「道路空間におけるグリーンインフラの推進 ~道路緑化の活用による持続的で快適な都市・生活空間の形成に向けて~」 長濵庸介(ながはまようすけ) (国土交通省 国土技術政策総合研 究所道路交通研究部 道路環境研究室 主任研究官) 国土交通省が2026年1月に策定した「グリーンインフラ推進戦略2030」では、「グリーンインフラの活用が当たり前の社会」の実現を図り、2050年に向けて「自然共生社会」の実現を目指すことが示されています。これらの実現に向けた取組の一つとして、道路緑化の多様な機能(景観向上機能、緑陰形成機能、防災機能など)を適切に発揮させ持続的で快適な都市・生活空間の形成に取り組むことが重要です。 本講演では、道路空間におけるグリーンインフラの取組事例を交えながら、道路緑化のさらなる活用に向けたポイント等をご紹介頂きます。 14:25-15:10 「新たなみどりの基本計画と街路樹の未来 -京都市のみどりをつなぐー」 杉本尚也(すぎもとなおや) (京都市 建設局みどり政策推進室 緑化推進係長) 京都市では、2026年4月に「京都市みどりの基本計画2026」を策定し、千年先を見据えた新たな「みどり」のあり方を示しました。京都市の街路樹が果たしてきた景観・環境・まちづくりの役割と今後のあり方をはじめ、雨庭などのグリーンインフラや生物多様性との関わりについて見つめ直します。みどりを「守る・育てる」だけでなく「つなぐ」という視点から、これまでに得た現場での教訓を交えつつ、これからの造園人に求められる役割と、次世代へ引き継ぐ都市のみどりについて皆さんとともに考えます。 15:10-15:25 休憩(15分) 15:25-16:10 「都市の緑・街路樹と生物多様性」 福井亘(ふくいわたる) (京都府立大学大学院 ランドスケープ学研究室 教授) 都市の緑には公園やオープンスペース,都市河川など様々な空間があります。中でも私たちが目にする緑や街路樹は,都市の緑化に欠かせない存在です。現在では,植栽して時間のたった樹木は老木化し,危険な存在といった側面も見られます。しかし,都市にとって緑,街路樹は都市の美観だけではなく,都市に潤いを与え,環境や心身の改善など様々な効用が見られます。では,生き物にとってはどうでしょうか。昆虫類や鳥類など,都市の生物多様性にとって緑や街路樹の存在は,重要な要因を提供しています。本講義では,都市の緑と街路樹,そして生き物の生物多様性について考えたいと思います。 16:10-16:40 トークセッション/質疑応答: 講演頂いた先生の皆様にパネリストになって頂き、皆様からの質問を交えながらトークセッションを開催します。 16:40-16:45 一般社団法人 日本樹木医会大阪府支部長 西胤玲仁