19 09, 2013

高野山大杉林~ブナ原生林めぐり セラピーロード金剛界~女人堂スペシャルルート

2013-09-19T14:59:49+09:00

NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月(原則第2金曜日)開催しています。  8月の講座は、高野山に在住する日本樹木医会和歌山県支部長の山本聰洋樹木医の案内で高野山の大杉林とブナ原生林をめぐりました。下界では連日、猛暑日でしたが、高野山の涼しさに期待して、受講者は15名、総勢19名での開催となりました。  高野山は、今からおよそ1200年の昔、弘法大師(空海)により、真言密教修繕の地として開創され、2004年7月7日、「紀伊山地の霊場と参詣道」という名称でわが国12番目の世界遺産に登録されました。

高野山大杉林~ブナ原生林めぐり セラピーロード金剛界~女人堂スペシャルルート2013-09-19T14:59:49+09:00
24 08, 2013

池田の「がんがら火祭り」

2013-08-24T17:23:15+09:00

 北摂・池田には「池田・愛宕火の祭礼」で「がんがら火祭り」と称する奇祭があります。  毎年8月24日、池田の夜空を焦がす「愛宕火」の行事は、五月山(最高峰315m)の山腹220m付近に鎮座する愛宕神社を中心にして行われる火祭りで、正保元年(1644年)以来、360余年の長きに亘って連綿と続けられてきました。  火祭りの運営は、市内の城山町と建石町の町会が、別々の火祭り行事を行っています。   城山町は、愛宕神社から神火を拝受し、五月山の西側山腹にある神社鳥居下(標高200m付近)に「大一」の火文字を灯します。 次に、神火を山麓に下して全長4mの大松明2本に神火を移します。 火の粉を散らしながら若者達が大松明を「人の字」に組みながら、街を練り歩きます。 この時、八丁鉦をガンガラ・ガンガラと鳴らしながら大松明を引き摺って進むので、別名「がんがら火」と呼ばれています。  午後7時30分頃、山麓を出発して街中を練り歩いた大松明は、午後10時頃、城山町に帰ってきて、「がんがら火祭り」は終了します。 建石町は、五月山の東側山腹、大明ヶ原(標高250m付近)に愛宕神社の神火で「大」の火文字を灯します。 午後5時頃、建石町の「星の宮」に集合した子供会の子供達70~80人が揃いの法被に豆絞りの鉢巻き姿で、手に手に青竹のタイマツを持って五月山の山麓まで行き、代表者の子供達が大人に連れられて山を登って大文字の神火を貰い受けに行きます。 下山して山麓で待っている大勢の子供達の青竹タイマツに神火を移して、火行列は8時過ぎに星の宮に帰ってきます。 その後、青竹タイマツは星の宮の広場で焚かれ、火行列は終了します。 写真は、昨年のポスターです。 右下に「大文字」と「大一文字」の火文字が見えます。 また、「がんがら火」を担いでいる若者達も見えます。 大工の衣装を身に着けていますので、火祭りの翌日は皮膚科の医院に押し寄せると聞きますが、今年は翌日が日曜日なのでどうなるのでしょうか。 お可哀想に。

池田の「がんがら火祭り」2013-08-24T17:23:15+09:00
12 08, 2013

雨に咲く花

2013-08-12T00:04:06+09:00

連日・連夜、猛暑が続きますネ。 皆様、お元気ですか?  木や花も一雨欲しいことでしょうネ。しっとりと濡れて咲いている花も良いものですネ。  雨に咲く花。 昭和10年(1935年)、私が生まれた年の暮れ、タンゴの美しい歌謡曲が発表されました。  世界は軍靴の響きが大きくなって、翌11年2月に2.26事件が起こり、その筋の圧力も強くなってきて、のんびりとタンゴなど歌っている時代では無くなりました。

雨に咲く花2013-08-12T00:04:06+09:00
11 08, 2013

『泣くような努力をしているか?』

2013-08-11T23:22:42+09:00

 『泣くような努力をしているか?』 私の先生が何気に言われた言葉が、いつも心に引っかかります。 自分の名刺に樹木医という肩書が乗るようになって随分時間が経ったように思うものの毎日様々な疑問は増えるばかり。そういう疑問をやっつけようと色んな努力をするのですが、独力だけでは妙な方向へ勘違いしたまま迷路にはまる事も多々あります。ということで、灼熱の大阪を離れ1週間の予定で茨城県にある研究機関を訪ねました。

『泣くような努力をしているか?』2013-08-11T23:22:42+09:00
8 08, 2013

混沌とする日韓関係に思いふける二つの菩薩

2013-08-08T22:55:23+09:00

「韓国の樹木文化と老巨樹の探求」を第2の人生のライフワークとして取り組み始めたとき、先輩樹木医から「京都の広隆寺に安置される弥勒菩薩半跏思惟像(「宝冠弥勒」国宝 彫刻の部 第1号)は朝鮮のアカマツから彫刻されているらしいよ」と、その事を記述した貴重な資料を貸していただいた。

混沌とする日韓関係に思いふける二つの菩薩2013-08-08T22:55:23+09:00
5 08, 2013

今年もアオバズクの巣立ちが見れました。

2013-08-05T21:38:28+09:00

平成25年7月24日(水)、所用で能勢町へ行ったとき、「野間の大けやき」のそばを通りかかると、たくさんのカメラマンが来ていました。この季節はアオバズクを見るため、1年で一番「野間の大けやき」がにぎわう時期です。

今年もアオバズクの巣立ちが見れました。2013-08-05T21:38:28+09:00
4 08, 2013

「樹木医とめぐる巨樹・巨木」7月講座

2013-08-04T22:52:46+09:00

NPOおおさか緑と樹木の診断協会では、NHK文化センター梅田教室から受託し、「樹木医とめぐる巨樹・巨木」という現地講座を毎月開催しています。  平成25年7月の講座は、当NPO理事長の真田俊秀樹木医の案内で生駒山上から下山しながらアジサイなどの花と樹木を訪ねるコースです。猛暑の中の開催のためか欠席者もあり、総勢16名での開催となりました。

「樹木医とめぐる巨樹・巨木」7月講座2013-08-04T22:52:46+09:00
30 07, 2013

台湾の台風7号による惨事

2013-07-30T23:03:40+09:00

 2013年7月12日(金)午後3時、私は台湾の台北市から南に150㎞の彰化という所にいました。当日午後2時に台湾では台風7号による警戒警報が発令され、学校も会社も休みとなってしまいました。強風が吹く中(この時、彰化市で風速20m/Sを記録していた)、私はパートナーが運転する助手席で、宿泊先である台北市を目指して北上していました。高速道路が閉鎖されるまでに台北にたどり着きたいと、休憩も取らずに、大雨の中、風にあおられ、ひやひやしながらの思いでしたが台北市に何とか到着できました。日本では通行止めになっている状況だが、台湾の高速道路は少々の風では封鎖されないと感心した反面、ちょっと怖かった次第です。

台湾の台風7号による惨事2013-07-30T23:03:40+09:00
22 07, 2013

マダニに注意

2013-07-22T22:40:03+09:00

 マダニは吸血場所に鋭い歯で咬みつき、ノコギリのような歯を皮膚の奥に差し込み、その際に唾液をセメントのように固めて接合部を完全に固定し、吸血するそうである。  無理に引き抜こうとするとマダニの頭部や差し込まれている牙が体内に残ってしまい、感染症などのリスクが高まるそうである。

マダニに注意2013-07-22T22:40:03+09:00
3 07, 2013

「草木塔」

2013-07-03T22:03:34+09:00

 ある人に滋賀県北部地域に「野神」として祀られる巨木があるという話をしたところ、山形県には「草木塔」というものがあると伺った。  山頭火の句集にも「草木塔」というのがあったのを思い出した。種田山頭火は山口県の出身だから、山形県の草木塔を知っていたかは分からないが、芭蕉と同様に俳諧を作りながら各地を徘徊した人なので山形県の「草木塔」から名付けたのではないかとも思う。  「草木塔」をインターネットで検索してみると多くのサイトがヒットする。

「草木塔」2013-07-03T22:03:34+09:00
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