事故もなく、無事に新宮市に着き、早速、熊野速玉神社へ行きました。
熊野速玉神社の参道は、なぎの並木道になっていました。さすが、なぎが神木になっているだけのことはあると思いました。
お目当てのなぎですが、御神門の前にある熊野神宝館の西側にありました。平重盛のお手植えだそうで、幹周りは6m、樹高は20mで樹齢は850~1000年と言われています。
幹の上の方は、東邦レオの中嶋樹木医が治療したと思われる、幹割れを防ぐバンドが巻いてありました。
この木は雄の木だそうで実は成りませんが、近くには雌の木がありました。しかしこの雌のなぎは踏圧のせいか、樹勢はあまり良くはありませんでした。
熊野速玉神社ではなぎの実で作った「なぎ人形」と「なぎの数珠」を販売しており、家内安全のお守りとして有名だそうです。
熊野速玉神社のなぎを見たあとは、奥の社殿に行きました。熊野速玉神社の社殿は、背景のクスなどの常緑樹に社殿の朱色が映え、とても荘厳な建物でした。うーん、これは御利益がありそう…………。
早速、お参りをして「今年こそは宝くじがあたりますように」とお祈りをして、大阪へと帰りました。
真田 俊秀