暦は11月に入ったが、毎日暑い日が続いている。このままだと秋はあっという間に去り、いきなり冬に突入しそうである。
 ところで今年の秋はキノコが不作だそうである。原因として、夏の時期、雨量が少なかったことと、秋に入って、天候の不順が続いたことがあげられるらしい。
 キノコといえばマツタケが有名で、日本産は高くて手が出ないが、中国、韓国、カナダ、トルコなどから輸入されているマツタケなら何とか買うことが出来るが、それよりも私はキノコの中ではコウタケが一番好きである。
コウタケはコナラなどの雑木林の地上に生える大型のキノコで香りがとても良いのである。そのまま焼いてもいいし、炊き込みご飯に入れてもおいしい。天ぷらにして食べると、いくらでもビールが飲める。
 ということで、先月、広島県に行った時、コウタケを採るため、山に入ってみた。
そして、わずか20分ほどでたくさんキノコが採れたが、お目当てのコウタケは発見できなかった。

 

キノコいろいろ

キノコいろいろ

 

ギンリョウソウを発見したが、
これは食べられない。

 

ギンリョウソウ

ギンリョウソウ

 

丸いドッジボールみたいなキノコは
ホコリタケ科のオニフスベといい、
食べられるらしい。

 

オニフスベ

オニフスベ

 

これはニンギョウタケといい、マツタケが
出なくなった山に出てくるので山持ちからは
嫌われるらしい。てんぷらにして食べてみたら
案外うまく、ビールがいくらでも飲めた。

 

ニンギョウタケ

ニンギョウタケ

 

来年こそはコウタケをゲットするよう
がんばろう。

真田 俊秀