赤い花なら曼珠沙華
オランダ屋敷に雨が降る
濡れて泣いてるジャガタラお春・・・
確か、中学生の頃、ラジオからこんな歌謡曲が流れていました。
何という曲名で、誰が歌っていたのかは知りません。忘れました。
ヒガンバナ(曼珠沙華)の花は、赤いものだとばかり思っていましたが、団地の一角に白い花が咲いているのを見つけました。
いろいろ調べたところ、「シロバナマンジュシャゲは九州に産す。」とありました。
シロバナタンポポと同じように、九州では白花が多いようですが、理由は書かれておりません。
団地の白花は、どのような経緯でやって来たのかなア? ヒガンバナは結実しないので、種子が零れて此処で育っていることは有り得ない。 鱗茎が分離して増殖するので、九州から移住して来た人が古巣を懐かしんで、鱗茎を植えたのかなア? それなら、他人に悪戯されないように、ベランダで鉢植えするでしょうに?
いずれにしても、初物を見せて頂いて私には嬉しい初秋でした。
澤田 清