紀伊大島の樹木
鴻原弘樹2021-06-23T17:24:15+09:00本州最南端に位置する和歌山県串本町は、太平洋に面していて、沖を流れる黒潮のせいもあり、年中、温暖な気候です。 また世界で唯一の「非サンゴ礁海域に存在するサンゴ礁」があり、ダイビングやカヤック、釣りなどのマリーンスポーツが楽しめます。 平成27年9月末には、すさみ町まで高速道路が延伸され、大阪からもずいぶん近くなった。 その串本町の南端に紀伊大島という、面積約9.68km2、周囲28kmの小さな島があります。 江戸時代は、大阪から江戸に向かう船の中継基地として、また捕鯨の港として大いに栄え、明治時代は年間千数百隻の千石船が停泊し、漁港としても大いににぎわったところでもあったそうです。 現在は、くしもと大橋が出来、陸続きになり港も昔の面影はありませんが、沖合いを通る船は多相変わらず多く、飛行機も上空を通り、海や空の交通のおおきなポイントになっています。