岐阜県の根尾村にある有名な淡墨桜です、開花期にはこの淡雪のような花弁が人々を悠久の時へと誘います。
遥か1500年前の伝説に始まり、昭和23年の根接手術や、昭和44年の作家の宇野千代さん等の保護事業が
有名ですが、その根底にあるものは、やはり人々の桜に寄せる想いなのでしょう。
わが国の風土とりわけ豊かな山河や森、それと寄り添うように暮らしてきた先人たち、その先人たちが春の喜び
とともに眺めたであろう桜たち、そんな想いや感性を、そして樹や森を、次の世代へと伝えて行きたいものです、
いや!伝えねばならないのでしょうね、、、。
カワグチ。