大川沿いを散歩してわくわく。丁度、藤田邸跡公園(藤田邸の庭園跡?)開園されていたのでホナチョット見よかと。入るといきなり彼岸花が点々と道沿いに咲いており、やっと秋の知らせかな。良く見ると白い彼岸花も交じって咲いている。 繊細で危なさを感じさせる○○のようやね。
一昔なら9月半ばには咲いていたけど、まあ今は6~9月は夏やから、半月遅れはあたりきかな。
“彼岸花”・・・、またの名は“曼珠沙華”。仏教の経典で”天上の花”という意味もある。彼岸花の鱗茎にはリコリンなどの有毒を一杯もつことで有名。畦(あぜ)や墓地に多く見るのは、ネズミやモグラが田を荒らしたり墓を犬や猫なんかが掘り起こさんように彼岸花の毒を昔から使っていたから“畔の花や墓花”になったらしい。
また、「有毒なんは農産物ではない」と言う事で年貢が掛からんかったから、救荒作物として植えてたこともあり、毒を抜いて飢餓食として“悲願の花”と言う意味もあるそうや。
救荒作物か・・。そう言えばソテツもそうで、実が毒であるけど飢饉の時に毒抜きをして澱粉をとったという話と一緒かな。
こんな綺麗な花やのに・・異名を見ると、昔からこの毒で結構えらい目にあっているみたい。“死人花”、“地獄花”、変わったのでは“はっかけばばあ”(歯ぬけた・・)などあまり評判良くないようです。
園内を探索にと、散策路跡の上に掛る木製デッキを歩いて行くと、樹木医にとって大変興味深い景色が見れる。なんと木々が生き残りをかけた“根張りの見本市”
これは、○○市の生かさず殺さず管理作戦かな?
でも、ここの元庭園?どうしたいのかな?
庭でなく公園か・・?なるほど。
あーもったいない中途半端のハッカケ整備か・・。
最後に・・花言葉
■白い彼岸花の花言葉「また会う日を楽しみに」
■赤い彼岸花の花言葉「あきらめ」
なるほど・・。
『はっかけじじい』より