About 鴻原弘樹

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4 09, 2012

ダイセンキャラボクが見たい!!

2012-09-04T02:04:06+09:00

 翌27日、6:30出発 オオカメノキの丸い葉を横目に、延々と続く階段を登りはじめると、さっそく汗が噴き出してくる、「この階段どこまで続いてんねんやろ?」と弱気のカミさん、「崩壊が進んでるから、こうして階段状に養生せんとだめなんやろ」、とブツブツ言いながら登ること1時間、三合目で休憩していると、後から登って来た地元の人にカミさんが「この階段どこまで続いてるんですか?」彼曰く「九合目まで!!」ガックリ肩を落とす我等、とりあえず六合目の避難小屋までということで、ブナの大木に励まされるように一段一段登ることに、  やっとの思いで六合目の避難小屋に8:40着、眺望の開けた場所に木製のベンチが置かれた絶好のポイント、しかし!弥山のピークは分厚く黒い雲に覆われ、猛烈な勢いでちぎれて行きます、「どうする??下りようか??」、「、、、、、、、、」、「ダイセンキャラボクが見たかったん違うん??」、「記念物の群落は八合目からやで、、、」、「八合目まであと1時間もかからへんて、」と、気を取り直して登ることに、しばらく行くとイチイに似た葉で実を付けた灌木が、ひょっとしてと思い写真を撮りながら、すれちがった登山客に「これダイセンキャラボクですか?」と尋ねると「そうです!秋になると赤く熟れて食べれますよ!」(喜ぶ川口でありましたが藤原春善氏のご指摘により、これはハイイヌガヤに決定)、9:30八合目到着、幹を斜めに風雪に耐えるような樹形、イチイに比べやや螺旋状の葉の付き方、ダイセンキャラボクです。

ダイセンキャラボクが見たい!!2012-09-04T02:04:06+09:00
9 08, 2012

気にいった! Singapore in a Garden (Vol,2)

2012-08-09T00:42:39+09:00

   シンガポールは熱帯雨林気候帯に属しますので植物の生長は非常に早く、どのように育てるかより、早い成長に対してどのように管理していくかがポイントになるようです。常緑つる性植物のベンガルヤハズカズラは一週間に30cmも伸長すします。フェンスに這わせて緑化しているところでは二週間に一度は刈り込んでいるとの話を聞きました。 また、樹木は大きくなりすぎるので剪定管理が大変です。枝が伸びて落枝による事故で死亡事故も発生したようです。とある管理者の話ですと、2000年頃、年間3,000件もの落枝があったようですが、徹底的に危なそうな木を刈り込んだそうで二年後には落枝件数が1,000件に減ったと誇らしげに語っておられました。淡路島程度の国土で1,000件も落枝があったら大変だと思うのですが。 そう言えば、2008年にNPOおおさかと街路樹診断協会で開催した「世界の樹木管理とリスクマネジメント」のシンポジウムで来日したアメリカのトーマス・スマイリー博士が、シンガポール並木の管理コンサルタントに入っていたと言われていました。何らかの関係があったのかな?                街の中心Orchard Road近くの高級マンション「ヘリオスレジデンス」。高さ15mのワイヤーにベンガルヤハズカズラを登坂させている。  写真は丁度剪定管理が入ったばかり。1ヶ月もほって置くとうっそうとするため頻繁に剪定管理に入る。              モンキーポット(別名:レインツリー、アメリカネムノキ、)が多く植えられている。      生長が早く根本は植え込みいっぱいになっている。これだと落枝も倒木もおこるでしょうね。  壁面緑化で有名なパトリックブランの設計による室内緑化があるというので見てきました。Six Battery Roadというオフィッスビルの1階に大きな壁面緑化がありました。緑化は厚めの不織布に切込みを入れて植物が植えつけられているだけなのですが、けっこう立派なものでした。よく見ると所々に枯れが見受けられますが気にするレベルでは無いと思われます。細部に渡って見るのは樹木医達だけでしょう。      迫力のある室内の壁面緑化でした。設置してある液晶画面をタッチすると、採用されている植物の解説などが見られるようになっていました。  今回のシンガポール旅行で私がもっとも気に入ったのは、the Southern Ridges(サザンリッジ)のForest Walk(フォレストウォーク)です。シンガポール南西部の丘陵地、ケントリッジ・パークとホートパーク、テロックブランガ・ヒル・パークの3つの国立公園を結ぶ遊歩道のことをサザンリッジと呼んでいます。そのホートパークとテロックブランガ・ヒル・パーク間の遊歩道はフォレストウォーク(キャノピーウォークとも呼ばれている)となっており、ジャングルの中に延々と高い橋状の遊歩道が続いています。総延長は13㎞あると聞きました。歩道の高さは高いところで18mになり、ジャングルの中の樹木の梢が見ることができます。普通、梢端を見るのは見上げてばかりなのですが、すぐ間近に見ることができます。熱帯植物に興味ある樹木医ならフォレストウォークを制覇するには丸一日を費やすでしょうね。もっとも熱中症で先にダウンするかもしれませんが。      この橋状の遊歩道が延々と続きます。ジャングルを上から見られる樹木医にとっては貴重なスポットです。      国立公園間を結ぶ波打った独特のデザインの橋でヘンダーソンウェーブと名付けられています。上面は全面ウッドデッキになっている遊歩道です。  ホートパーク国立公園ではガーデニング・ハブとして市民に対するガーデニング情報や資材提供を行っています。ガーデニングを通して美しい街づくりに感心を持ってもらうのが目的のようです。しかしガーデニング・ハブとはすごい表現もあるものだと感心させられました。  あっという間にシンガポールの滞在時間が過ぎてしまいました。帰りはアジアのハブ空港チャンギ空港から帰国です。チャンギ空港には巨大な壁面緑化があります。また、空港内各所に庭園が作られています。シンガポールを見ると日本は緑化後進国です。   [...]

気にいった! Singapore in a Garden (Vol,2)2012-08-09T00:42:39+09:00
7 08, 2012

松尾寺

2012-08-07T00:32:24+09:00

大阪府指定天然記念物の「松尾寺のくす」が見えてきました。

松尾寺2012-08-07T00:32:24+09:00
2 08, 2012

気にいった! Singapore in a Garden (Vol,1)

2012-08-02T23:42:59+09:00

シンガポールではGarden Cityをキャッチフレーズに緑化に取り組み、美しい街並み整備を国策として推進してきました。今回久しぶりに行って驚いたのはGarden CityのキャッチがCity in a Gardenに変わっていたことです。単なる緑が多い都市ではなく、緑の中の都市に変わっていたのです。国をあげての緑あふれる国土の創造は感心させられました。現況の日本と比べるとうらやましい限りです。

気にいった! Singapore in a Garden (Vol,1)2012-08-02T23:42:59+09:00
29 07, 2012

身を切る思いの決断

2012-07-29T23:55:48+09:00

運動場の端に生育しているソメイヨシノの大木に、沢山のキノコが出ている。 根元に大きな穴があいている。地際から切り倒そうと思うが、一度、診断してもらえないか、という依頼でした。 同じ小学校区に在住する女性樹木医と一緒に小学校を訪問しました。 

身を切る思いの決断2012-07-29T23:55:48+09:00
23 07, 2012

樹木保全研修会のお知らせ

2012-07-23T22:48:08+09:00

研 修  (1)現地見学「大阪府指定天然記念物 百舌鳥のくす」        一般社団法人日本樹木医会大阪府支部 樹木医 宮本博行氏       (2)樹木医処置事例報告「大阪市指定保存樹木 鶴見神社のクスノキ」        NPO法人おおさか緑と樹木の診断協会 樹木医 笹部雄作氏       (3)講義「植物病害の診断と予防」        大阪府立大学 准教授 東條元昭先生

樹木保全研修会のお知らせ2012-07-23T22:48:08+09:00
19 07, 2012

アオバズクの親子

2012-07-19T23:03:20+09:00

カメラの先にはアオバズクの親子がいます。 平成24年7月14日に雛が3羽巣から出てきていましたが、17日にもう一羽出てきて合計4羽の雛と親の6羽を見ることができます。

アオバズクの親子2012-07-19T23:03:20+09:00
19 07, 2012

ところ変わればハサミも変わる。 

2012-07-19T22:55:04+09:00

このハサミ、その形状が独特なこともさることながら、挟んだ時の衝撃を軽減するバネやハサミ止めの性質など、それはもうお好きな方にはたまらない逸品です。 そもそも日本で剪定バサミが必要とされたのは、海外からやってきた果樹のリンゴが、青森で広がり、そしてその管理方法の一環として剪定を行う際に、海外の剪定バサミが導入されました。そしてリンゴとともに津軽地方で独特な変遷を辿りました。日本で最も歴史深い剪定バサミと言って差し支えないかと思います。

ところ変わればハサミも変わる。 2012-07-19T22:55:04+09:00
2 07, 2012

咲いた 咲いた 藤の花が咲いた

2012-07-02T22:54:59+09:00

足掛け5年目の今年、24年4月25日に花咲かジジイと御丁重若い衆の2人が小学校を訪れました。 満開の藤棚の下で校長先生が掃除をしておられるのが、印象的でした。 校長先生・教頭先生初め、多くの人達に喜んで頂きました。  心を込めて正しい方法で手入れをすれば、花は必ず咲く。 その高貴な色、藤色の花を眺めた児童達に「根気と努力」 を感じ取ってほしいナと思いました。

咲いた 咲いた 藤の花が咲いた2012-07-02T22:54:59+09:00
30 06, 2012

会議室

2012-06-30T22:51:32+09:00

私は戸惑いながらも説明を始めたのだが、私を凝視する皆の視線には確かに強い怒気が含まれている。その刺すような視線に、私は戦慄を覚えた。  「みんな、めっちゃ怒ってるやん・・・。」    そして、説明が進むほど、その表情はますます険悪になっていった・・・。

会議室2012-06-30T22:51:32+09:00
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